ブルグミュラー『清らかな小川』の演奏ポイントと練習方法☆【大人から始めるピアノ独学】

上級者用

今回はブルグミュラーの『清らかな小川』の練習目的、音楽用語、演奏ポイントそして練習方法について解説していきたいと思います☆

目次

「清らかな小川」

この曲も「曲目」が非常にわかりやすいですね!

あなたのイメージする清らかな小川を大切にして練習に励みましょう。(^^♪

 

練習目的

  • 3つの声部を弾き分ける練習
  • 曲全体を通して滑らかさが要求されています。

音楽用語

  • Allegro  vivace(速く)
  • mormorendo(ささやくように)
  • cresc.(だんだん大きく)
  • dimin.(だんだん小さく)
  • D.C.al Fine(曲の最初に戻ってFineで終わり)

演奏ポイント

練習目的同様に、この曲では3つの声部を弾き分けることが要求されています。

右手で2つのメロディを弾くので、それぞれの声部がどのように動くかを先ず把握するために、声部ごとに分けて練習をしましょう。

右手の2つの声部
  • 3連符部分
  • 符尾(音符の棒が)下向きについた4分音符

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そしてメロディになるのが、4分音符の方です。

メロディ部分は親指のみで繋げることになりますね。早めに指を離さずきちんと1拍分のばしましょう。

先ずは4分音符のメロディラインのみを弾く練習をしましょう。手首は楽にして打鍵した後外側にスクロールさせることで出来るかぎりレガートで弾きましょう。

一方3連符の声部はメロディを超さないように優しく弾きましょう。シーシードーラー~と歌いながら3連符を付けてみるとよいでしょう。この際も3連符につられて親指が鍵盤から離すのが早くなっていないか確認しながら弾きましょう。

早いテンポが設定されていますが、この弾き方が染みつくまではゆったりとしたテンポで練習しましょう。

9小節目からは左手がメロディになります。右手は重くならないようにしましょう。このように小さなdimin.が書いてあると思って弾くとよいでしょう。

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練習方法

①は声部を弾き分けるためのリズム練習

②は指定された強弱よりも大きめに弾く練習です。親指はしっかりと鳴らし3連符の終わりはdimin.のイメージで弾いてみましょう!IMG_9825

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