目次
普段の練習を少し工夫するだけでモチベーションが維持できる?!!
ピアノを弾けるようになりたくて独学で始めたものの、なかなかモチベーションが維持できず練習も思い立ったときにやるぐらいになってしまった・・・という方も多いでしょう。
今回は、独学では維持するのが難しいと言われるモチベーションの維持の仕方について紹介していきます。
普段の練習を少し工夫するだけで、あなたの独学がパワーアップする!!
「本当に?」・・・・本当です。
この方法は私が普段自分の練習でも取り入れていることです。
練習の効率を上げるの効果もあるので是非試してみてください。
レッスンに通うのと、独学との違い
レッスンに通っていると、知らず知らずのうちにモチベーションをある程度維持できるサイクルが出来ています。
- 先生に指摘されたところをその次の週までに練習して出来るようにしてくるというサイクルの中で、毎日(毎週)の練習に明確な目的ができている。
- 発表会やクリスマス会など人前でピアノを披露する機会が大きなサイクルとなり、その目標のために、日々の練習を大事に出来る。
このように、ピアノに限らず習い事の魅力の一つに、自分の向かう方向を常に示してくれるということがありますね。
つまり、独学の場合もレッスンに通うのと同じように「大きな目標」「小さな目標(毎日の目標)」をつくればよいんです。
1、一日の練習の最後に録音をとって自分の演奏を聴く習慣を付ける。
録音は携帯の無料アプリでも十分に高性能なものがあります。
録音は自分だけでも良いですが家族や一緒に住んでいる方に(たまにでも良いので)聴いて貰うと良いでしょう。
こうすることによって、自分の演奏の難点や課題を客観的に知ることができ、次の日の練習の目的をつくることができます。
これはモチベーション維持に非常に効果的です。
弾くことに熱中していると、テンポが非常に不安定(遅く鳴ったり、急いだり)になっていたり、音が乱暴で聞き苦しくなっていたり・・・「こんなじはずじゃなかった!」ってことがよくあるんです。
特に独学の場合は先生に聞いて貰えないので、1人で弾いているだけでは「こんなはずじゃなかった・・・」ってことに気づくことも難しいからです。
また、自分以外の人に聴いて貰い「評価」をどんどんしてもらいましょう。
「よくなったね!」と言ってもらえるだけで、きっと計り知れない喜びを感じることになると思います。
初心者だし恥ずかしい・・なんて思わずにどんどん聴いて貰いましょう。
周りの方の応援があれば尚更モチベーションは上がりますよ。
2、どんなに忙しくても、忙しさを理由に「やれない」は×
お仕事や家事などをこなしながらピアノの練習って正直大変だと思います。でも、「大変」とか「忙しい」を理由に「今日はいっか・・・」はダメです。
- 「一日5分でも良いのでピアノの椅子に座りましょう」
- 「たった1,2小節でもいいので、そこが出来るように頑張ってみましょう」
これがモチベーションを下げない最低限のことです。
疲れていてとてもじゃないけど練習できないときは、前回録音したものを聴いて、指だけでいいので動かしてみましょう。
練習や仕事って一度サボったり長期休みになると、気持ち的になかなか復活が厳しくなりますよね。
その日の自分に出来ることを探して数分で良いので毎日積み重ねていきましょう。
3、憧れの曲もしくは、憧れのミュージシャンやピアニストを見つけて!
憧れの曲は一曲に限らずでよいので、必ずもっていた方がいいです。
「簡単な曲でいいから1曲でも多く弾けるようになりたい」と考える方もいらっしゃいます。これも素敵な考えですが、遠くとも「目標」や「憧れ」があることは知らず知らずのうちにモチベーションを上げますし、気持ちを前向きにします。
また、色んな演奏会に行って実際に演奏を聴いてみましょう。チケット料金はかなり高くなりますが、(1万円以上)一流のピアニストの演奏を一度は聴くのもオススメです。
「ピアノという楽器の概念」が変わるでしょうし、ピアノの魅力に改めて感動させること間違いなしです。
色んなピアノの「音」や「演奏」を聴いて、耳を養うことも自分の練習に効果をもたらします。
目の前での練習だけでなく、幅を広げて取り組むとより楽しめると思います。