今回はブルグミュラーの『再会』の練習目的、音楽用語、演奏ポイントそして練習方法について解説していきます(#^^#)!
目次
練習目的
- 和音の同音連打
- 手首を固めずに弾ませて弾きましょう。
音楽用語
- Molto ajitato quasi Presto(非常に情熱的に快速で。)
- cresc.(だんだん大きく)
- dim.e.poco riten.(だんだん弱くそして少し遅く)
演奏ポイント
冒頭から8小節目までの単音連打は一回一回指を上げず、鍵盤の近くで弾きましょう。この時、音の粒に耳を傾けましょう。
粒が潰れていないですか?小さくても輪郭がぼやけてしまったり、つぶれた音になってはいけません。指の腹の感覚を意識し軽やかに弾くようにしましょう。
9小節目からのような和音の連打を速いテンポで弾くのは非常に難しいです。親指に重みを置きすぎてないか確認しましょう。親指は力まず軽く弾ませましょう。
この曲は2拍子でとります。ですから1、4番の音を少し強調することで2拍子のスイングにのって弾けるのが好ましいです。2、3,5,6番目が重くなると2拍子にならなくなってしまいます。
17、18小節目のフォルテ、その後19,20小節目のピアノの対比はインテンポの中で付けましょう。ピアノにする時はそのテンポ感の中で適した呼吸をして音を出すと良いでしょう。
25小節目のスフォルツァンド→ピアニッシモ、ここも呼吸が非常に大事です。スフォルツァンドの音を弾いたと瞬時にピアニッシモの呼吸をしましょう。
練習方法
①9小節目からの和音の同音連打は下の音を伸ばして弾いてみましょう。この時親指は潰れないように、。
手首の弾みを利用して和音を鍵盤の深いところで掴むように弾きましょう。絶対に手首は固めないように。
テンポは非常にゆっくりから、2つの音がまとまるポイションを何度も弾いて見つけましょう。