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【独学でショパン夜想曲op9-2が弾けるようになる!】STEP2『右手の弾き方』

今回は、右手(メロディ)の弾き方について解説していきたいと思います(#^^#)♬

ところで夜想曲と聞いてみなさんはどんなものをイメージしますか?

言葉的に「夜を想う曲」と書きますね。

そう、夜想曲とは作曲家が夜を想って書いた(創った)曲なんです。

夜の静けさで物想いにふけりながらコーヒーを飲んだりでホットミルクを飲んだり・・・猫を撫でたり・・・・

人それぞれですが、そんな夜の時間を曲にしたものです。

ですからこの曲を弾く際は「夜想曲」であることを忘れずに弾くようにしましょう。

夜想曲のフォルテ

例えば「フォルテ」と書かれていても、力強く弾く必要はありません。

ここがとても重要です!

強弱記号は音量の変化をつけることによって、作曲家がその曲に込めたメッセージを伝わりやすく曲を立体的にするためのものであって、それは「音量の変化」で終わってはいけません。

この曲の場合、思いっきりがんばって「フォルテ」を弾いてしまうと、曲の雰囲気を損ねてしまいますね。

CDやyoutubuなので上がっている音源を参考に、強弱の変化がどのような演奏効果をもたらしているか少し考えながら聴いてみると良いです。

強弱の変化は、ただダイナミクスの差をつける為にかかれたものではありません。

例えば「感情の高まり」が結果として「フォルテ」という記載になっていたりします。

ですから、フォルテやピアノを見た通りに大きさだけ変化させるのではあまりにも無機質になってしまいます。

その曲の伝えたいことを考えて、音楽をつくるようにしましょう。

dolce、espressivo

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楽譜の曲頭に、dolce espressivoと記載されていますね。

dolceとは「甘く、とろけるように」イタリアンレストランのデザートの欄にdolceと書かれていることがありますが、同じ意味です。

espressivoは「表情豊かに」こういった意味を示します。

前回①の記事で「左手の流れ」についてお話ししましたが、「とろけるように」「表情豊かに」な演奏が出来る為の大事な第一段階でした。

この曲は左手が流れをつくれないと、右手のメロディーは絶対に綺麗に弾くことが出来ないからです。

ですから右手を弾く際も、縦の動きで刻まずに横の流れ「フレーズ」を大事にして弾くようにしましょう。

全部の音を歌う

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トリルや装飾音は鋭らないようにしましょう。

全体を通してトリルや装飾音が出てきます。勿論細かく指を動かさなくてはなりませんが、スポーツのスピード競技ではありません。

丁寧に弾くことを心がけましょう。

鋭く弾いてしまうと、曲の雰囲気が損なわれます。

アクセントは乱暴にならにように。あくまで他の音よりも少し強調するだけ。

アクセントとなると、ついついちょっと乱暴に鍵盤を打鍵してしまう方が多いです。しかしアクセントの意味は「その音を大きく弾く」ではありません。

あくまで他の音よりも「際立たせる」「強調させる」という意味です。

ですから思い切ってその音を強く打鍵する必要はありません。

これも私の説明だけでは難しいのでプロの方の演奏CDやyoutubuでの演奏をいくつか聴いて、アクセントの付いている音をどのように扱っている聴いてみるとよいでしょう。

とても勉強になると思います。

16分音符や32分音符は大切に弾きましょう。

先ほどトリルを鋭く弾かないようにと書きましたが、16分音符や32分音符なども同じことが言えます。

「速く弾かないと!」と思ってテンポ内にしっかりカッチリ入れる必要はありません。

少し時間をかけてもよいので(左手を待たせても良いので)丁寧に弾きましょう。

強弱の変化や楽語は、そこで表情を変えるように意識してみましょう。

冒頭にも書きましたが強弱の変化は、単に大きさを変えることが目的ではありません。

そこで曲の表情を変えることが目的です。

この曲は強弱の変化や、速度の変化も細かく記載されています。

例えば「ritardando」は「だんだん遅く」、「rallentando」は「ゆるやかに・幅広く」この2つの楽語は一見似ているようですが、違います。

「a tempo」では「元の速さに戻す」という意味があり、一度緩めたテンポをもとのテンポに戻す必要があります。

様々な楽語がありますが、どの楽語や記号も、表情を変えるために書かれていることを忘れてはいけません。

曲に秘められたそういったことが聴いている人を感動させます。

無機質な演奏にならないように、楽譜を丁寧に読み取って弾きましょう(^^♪

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