独学経験談

ピアノ独学体験談【60代】「だんだんと弾けるようになっていくことが刺激的でした。」

60代になられてからピアノの独学に挑戦して弾けるようになった方の実際の体験談です。

60代になってから、ピアノを独学しようと決意しました。

私は元々ピアノに憧れがありました。さらに自宅には子どもたちが弾かなくなったピアノが置かれていたといたのが、60代にしてピアノを始めようと決意したきっかけです。
毎年1回は調律をしてもらってはいますが、誰も弾く事が無いピアノはただ物置となってきているのがすごく寂しく感じていました。
子どもたちが幼いころから練習してきたピアノ、それをそのままにしてしまうと思い出も褪せていってしまうような、そんな気もしました。

ただ60代なのに教室に通ってレッスンを受けるという事はなかなかできません。
大人になってから習い始めるという人もいますが、まず全く指が動かない事、さらに人前で演奏する事自体が恥ずかしいと感じていたからです。
この年になってピアノと言うのが何とも気恥ずかしく、家族にすら言い出しにくい事でした。
その為、誰かに教えてもらうのではなくピアノ独学で学ぶ事にしました。

きっかけは他の人の体験談でした!

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自分みたいに思っている人の意見を客観的に見る事によって、「どうすべきか」、「どういった方法があるのか」、「どんな事が出来るか」知ることが出来ました。
また独学だからこそ誰かに習う事も無く、こっそりと練習できるのも魅力的でした。
少々失敗してしまったとしても、1音ずつ楽譜を読んでいく事になったとしても、両手で弾く事が最初は出来なかったとしても・・・

自分のペースでコツコツと練習して行く事が出来るというのは、時間も沢山ある状態だったのもあり私にはぴったりでした。

利用した教材はインターネットで購入しました。

 

楽器店に実際に行って見てみたりもしたのですが、やはり何を選べば良いか分かりません。
店員さんに聞く事もできますが、利用する目的を言わなければいけないというのがどうも恥ずかしくて、結局店員さんに聞く事も出来ない状態でした。
そこで考えたのがインターネットを利用する方法です。

しかしインターネットでもどの教材を選ぶと良いのか分からず、結果的には色々と見て評価の高い物を選ぶ事にしました。
その方が多くの人から支持を得ているので、選んでもそれ程間違いがないと思ったからです。

段々と弾けるようになっていくのが刺激的でした。

 

私は昼間、家族がいない時に音楽について学んだり、ピアノの練習をするようになりました。
実際に購入した教材自体は少々分かりにくい点もありましたが、ある程度の内容は理解する事が出来ていたので、それ程練習する上で辛いと感じる事は有りませんでした。

それよりも、だんだんと弾けるようになっていくことが刺激的でした。
なかなか最初は指が動かない状態で歯がゆく感じたりもしましたが、練習を毎日少しずつ続けて行くうちに、使う事が出来なかった指も動く様になりました。
また何より、あこがれている状態に徐々に近づいて行くのを実感して喜びがこみあげたのを覚えています。

数歩進んでは、数歩戻る状態が続いてましたが、一年続けていくとかなり成長したように感じています。

ただやはりピアノ独学と言うのは少々大変で、特に忙しい時等はなかなか練習する時間もありませんでした。
1回練習をさぼってしまうとまた指等は前の状態に戻ってしまいます。
その為、この前までは演奏できた箇所等も結局再び練習のし直しとなる事も少なくありませんでした。
ただ、数歩進んで数歩戻る、そんな状態が続いてはいましたが、やはり半年、1年と続けて行くとかなり成長してきた様な感じがします。

練習方法は色々とありますが、個人的には独学を選んだのは正解だったと思っています。

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勿論ピアニストの方の様に演奏する事は出来ませんし、初めて楽譜を見ても簡単に演奏する事は出来ません。
まずは楽譜に指を当ててその音が何の音なのかを調べる所から始めなければなりません。
しかし以前とは大きく違うのは、以前は「ただ見ているだけだった」という事です。
演奏できると良いな、嬉しいな、楽しいだろうな、そう思っているだけの状態だったのが今は、自分がそういった音を出す事が出来るようになっているという事は、やはり楽しく感じます。
独学は自分のペースで行う事が出来るし、何よりちょっと恥ずかしいと思っている状態でも練習する事が出来ます。
練習方法は色々とありますが、個人的には独学を選んだのは正解だったと思っています。