さて!!いよいよ今回が『エリーゼのために』最終回です♪
『エリーゼのために』は「A」「B」「C」「D」の4種類が組み合わさって出来ているんだよということをSTEP1で解説し、部分ごとに見てきましたね。
今回は「D」を両手で合わせていきます!
「D」が弾けたら、その後はまた「A」や「B」の繰り返しなので、曲全体を通して弾くことができますよ☆
「D]はこれまでよりちょっと難しいですがもうひと踏ん張りです。
頑張りましょう♪☆
目次
両手の合わせ方
先ずは今まで同様に右手と左手がどのように合うのかを確認していきましょう。
また、拍感を常に持つことがとっても大事です。
8分の3拍子だから、8分音符が3個ずつ一小節の中に入っています。
ですからこの曲のカウントは8分音符単位でカウントします。
裏拍に当たるところには、カタカナで「ト」と書き込みました。
16分音符の刻みは焦らないように、「1ト2ト3ト」と裏拍をしっかり感じて弾きましょう☆
61、64小節目のように、付点4分音符が出てくるところは、1小節分しっかり伸ばしましょう。(付点4分音符は8分音符3つ分!)
78小節目からは3連符になるので裏拍をとらなくて大丈夫です。一拍の中に3つ音を入れていきます。リズムが分からない方は、メトロノームに合わせながら手拍子をし、「いちご、いちご、いちご」などと3文字の言葉を入れていきましょう。このリズム感に慣れてから弾くことをオススメ致します☆
82小節目から83小節目になるところで、3連符から16分音符に戻ります。ここはリズムがごっちゃになりやすいです。こういったところも弾く前に手拍子でリズムを覚えると良いでしょう。
84小節目からは「A」に戻ります(#^^#)
メトロノーム練習
STEP1からメトロノーム練習をオススメしてきました。
今回もメトロノームをゆっくりなテンポに設定して練習をしましょう。
弾くことに夢中になると、テンポがどうしても速くなったり遅くなったりするものです。
テンポが不安定になるとリズムもぐちゃぐちゃになり、何を弾いているのかよく分からなくなってしまいます。
また、日本人はテンポ感があまりないとされています。これは日本の文化が関係していることです。
ですから私たちが西洋音楽を勉強する際には、「テンポ感」、「リズム感」に少し敏感にならなくてはいけません。
ある程度メトロノームに合わせて弾けるようなると、メトロノームなしでもそのテンポ感を維持できるようになります。
メトロノーム練習の中にも呼吸を・・・
メトロノームの「カチッカチッ」に合わせるとなると、そこだけに意識がいってしまいがちになりますが、忘れて欲しくないのが「呼吸」です。
あなたがエリーゼのためにを歌うとしたらどのように歌いますか?歌っている時というのはそこに自然な音楽の流れが出来ているものですが、ピアノで弾く時はその自然な音楽の流れが失いやすいものです。
メトロノーム練習でテンポをある程度キープできるようになったら、少し自由に弾いてみても良いでしょう。
音型が変わるところは音型に見合った呼吸を忘れずに。強弱が変化もするところも同様です。呼吸をせずに音を出していないか気をつけてみましょう。
さて、【エリーゼのために】完全ガイドいかがでしたでしょうか。もしよく分からないことなどがございましたら、お気軽にコメントなどお願い致します。
あなたの練習に少しでも参考になれたら幸いです(#^^#)
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