今回はブルグミュラーの『アヴェ・マリア』の練習目的、音楽用語、演奏ポイントそして練習方法について解説していきたいと思います☆(‘_’)
目次
「アヴェ・マリア」
アヴェ・マリアは教会などで歌われる曲です。
決して大きな声量が求められる曲ではありませんが澄んだ響きが教会を満たし、聴く人の心に届きます。
ペダルを使って柔らかく弾きましょう☆彡
練習目的
- ペダルの練習。
- 和声の響きを聴く練習に最適です。
- 和音のレガートの練習
演奏ポイント
出だしはペダルを踏んだ状態で柔らかく弾き始めましょう。
ペダルを使うと踏んでいる間は鍵盤から指を離しても音は伸びますが、音価分きちんと伸ばし、指でもレガートしましょう。
フレーズの始めは特に柔らかく弾き始めましょう。
半音進行になっているところは、弾き手に繊細さが求められます。(6小節目左手ソ→ファ♯→ファ、16小節目右手ファ♯→ミ♯)耳でその動きを聴きながら弾きましょう。
21小節目はシ♭にアクセントが付いていますが、音量的にはミが一番出てなければいけません。小指に重心をかけしっかりと四分音符分のばしましょう。シ♭は少し強調するぐらいで十分です。
25小節目の左手のド→レ→ミは右手の音量を越さないように。右手の和音になじませるように弾きましょう。
練習方法
アヴェマリアはyoutubuなどにも沢山上がっているので、教会で歌っている音源を参考にしてイメージをつくってみると良いでしょう(^^♪
先ずはペダル無しで練習しましょう。指だけでレガート出来るところはきちんとレガートして弾きましょう☆彡
ペダルの踏みかえは、音を打鍵する瞬間は足を上げて、打鍵したらすぐ踏みます。