今回は「C」を両手で弾いていきましょう!!
両手で合わせる際は、片手ずつでスムーズに弾けるようになっていなくてはなりません。
また、両手で合わせる際はゆっくりなテンポから始めましょう(#^^#)
目次
右手左手の合わせ方
画像は、左右が合うところを棒で結び、更にそこに拍を書いたものです。
両手で合わせる際は「A」「B」の時と同様にメトロノームを使うようにしましょう。
特に今回は31小節目から32分音符が出てきます。拍感がしっかりしていないとぐちゃぐちゃになりやすいので、
非常にゆっくりなテンポ(8分音符♪=40)ぐらいに設定して最初からメトロノームに合わせてテンポ感を感じながら弾きましょう。
1、装飾音符
24小節目の一拍目に小さな16分音符がありその次に4分音符がありますね、この小さな16分音符のことは装飾音符と言って、次のドの飾りの音です。
「タタターン」というように、ドに向かって指を素早く指を動かしましょう。
また、飾り音は時代によって左手との合わせ方が異なります。
『エリーゼのために』はベートーヴェンが作曲した曲で、この頃の音楽(古典音楽)は装飾音符の頭の音と、左手の最初の音を合わせて弾くのが一般的でした。
ですから、右手のファと左手のファを合わせて弾くようにしましょう。右手のファは飾り音なので素早く「ファラドー」と動かしましょう。
27小節目の3拍目の装飾音符「シ♭」も同様です。シ♭と左手のドを合わせて弾きましょう。
2、32分音符
27小節目と31小節目からの右手に出てくる3本線が入った音符は32分音符と呼ばれます。
あまり出てこない音符ですが、この音符は16分音符の更に半分の長さの音符です。
STEP1で音符の長さについても解説してあるので、忘れてしまった方はもう一度STEP1を参考にしてくださいね。
八分音符1つ(一拍)の中に4つ音が入ることになります。
31小節目の左手は2拍目裏から入ります。
3、付点8分音符
29小節目、36、37小節目に付点8分音符(点の付いた8分音符)が出てきますね。
付点8分音符は、16分音符3つ分の長さを示します。
ですから、2拍目頭拍「1ト2」までの長さになります。
「1ト2ト」まで伸ばしてしまうと、4分音符と同じ長さになってしまい、長すぎます。
ちょっと半端ですが「1ト2」と言うことを気を付けて弾きましょう。
以上が「C」の解説です。
練習の参考に少しでもなったら幸いです。
次はいよいよ「D」の解説です!!
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