今回はブルグミュラーの『小さな集い』の練習目的、音楽用語、演奏ポイントそして練習方法について解説していきます(#^^#)☆
目次
「小さな集い」
この曲は子供達があつまって楽し気に遊んだりおしゃべりしたりしているような作品です☆彡
原典版や全音盤では前の方に出てくる曲ですが難易度が高い曲です。
練習目的
3度、6度の練習
音楽用語
- Allegro non troppo(ほどよく速く)
- sf(その音を強調させて)
- cresc.(だんだん大きく)
演奏ポイント
3度音程、6度音程のレガートはとても難しいです!!
和音で弾くメロディーは、上の音がいつも聞こえているようにしっかりと打鍵しましょう(*^-^*)
4小節目の左手の指番号は1です。4の指で弾かないように気を付けましょう。
7小節目からの3度のレガートは手首のスクロールを利用しましょう。4分音符の打鍵後手首と肘を外側に。ドーシラのシラの時に手首を内側にスクロールさせましょう。この動きにのって指を次の音を弾くギリギリまで残してレガートにします。
音が下がるときは手首は内側に、音が上がるときは手首も肘も外側に。
7小節目の最後の音から8小節目の頭の音への移動も出来る限りレガートで弾きましょう。指使いが「1,3→3.5」は非常にレガートがし難いです。ここも手首のスクロールを利用しましょう。指はしっかりとさせ、「ファラ→ミソ」は親指を軸に少しだけ内側に。
10小節目の3、4拍目の指番号に書かれた棒線は。この間はずっと指使いが「2,4」ということを示しています。
練習方法
決して速く弾こうとせずにゆっくりと指を慣らしていきましょう。
①は、冒頭の右手3度のリズム練習です。きちんと和音を掴んでしっかりと音を出して弾きましょう。
②は7小節目のスラーの練習です。「3,1」→「3,5」の指使いは非常に弾きにくいです。鍵盤から指を上げずに横移動をする感じで弾きましょう。手首は固めずにいつも楽にしておきましょう。
③は13小節目の6度のスラーの練習です。ここも非常に弾きにくいところです。最初は音が途切れてしまっても良いので指番号通りにゆっくりと弾いて指を慣らしましましょう。4分音符のところで手首と肘をふわっと外側に広げることでレガートがしやすくなり、余分な力も抜けます。