前回は「基本の音符の種類とその長さ」で、音符の種類についての知識をまた広げましたね。
今回は前回の応用になります★
今回紹介するリズムが分かれば大体の曲の楽譜のリズムが理解できるようになりますほし
目次
付点8分音符+16分音符のリズム
楽譜上には2つの音符がくっついて、姿の違う形で出てくることがよくあります。
その最も代表的なものが付点8分音符+16分音符がくっついた音符です。
リズムの解体
「そっか、2つの音符がくっついた音符もあるんだね!覚えたよ!」
「そんなんだよ、じゃぁこのリズムを叩いてみようか。」
「・・・え・・・分からない・・・」
そう、1つ1つの音符のリズムは知っているはずなのに、組みあわさるとどんなリズムになるのか分からなくなってしまうことがあるんですよね。
そこで、リズムが分からなくなった時の「リズムの解体作業」を含めて、先ほどの音符のリズムについて勉強していきましょう!
2つの音符が組み合わっている時は、短い方の音符の長さにもう一方の音符を分解します。
今回は、付点8分音符と16分音符なので、短い方の16分音符に付点8分音符を分解します。
そうすると、付点8分音符は16分音符3つ分になりますね。
つまり画像のように、16分音符が4つ並ぶことになります。
16分音符3つ分をタイでつなぐと、付点8分音符は「タアア」
最後の16分音符が残りの「タ」になります。
これを1拍の中で歌ってみましょう!
「タイ」は同じ音が続いた時に弾きなおしをしない時に使われます。
このように2つの音符がくっついた時は、短い方の音符の長さに解体してみることで、もとのリズムを知ることができます。
補足:この音符が出てきたら頭の中に十六分音符の刻みを感じましょう。なんとなくで弾いてしまうと安易なリズムになってしまうので、後ろの十六分音符が前のめりにならないように、「タアアタ」と頭で歌いながら弾くと正確に弾くことができます。
付点四分音符と八分音符でセットのリズム
次は、付点4分音符+8分音符のセットです!
これもよく出てくるリズムです。
先ほどと同じように、リズムの分解をしてみましょう!
短い方の音符は8分音符なので、付点4分音符を8分音符単位に分解します。
できましたでしょうか(^^♪
これも「タアアタ」と歌いながら弾くととても弾きやすくなりますよ。
3連符
最後に3連符の紹介です★
三連符は、これ以上解体が出来ません。いつも3つでセットです。
そして3つで4分音符1つ分の長さになります。
でも一拍に3つの音を均等に入れるってむずかしいですよね・・・
一拍の中に3つの音を均等に入れるコツは、メトロノームを鳴らして一拍の中に3文字の単語を歌いながらリズム打ちします。
例えば「いちご」、「ごりら」なんでも良いので言葉を付けてリズムうちをしてみましょう。