ピアノ体験談【40代】「会社のパーティでかっこいいと言われました!」

独学経験談

目次

私はピアノ独学を始めて2年ぐらいです。独学はとてもいいものですよ!

40代後半男性です。娘が大学に入学し家を出てから、習っていたピアノが弾かれなくなってしまいました。せっかくピアノがあるし、昔から弾いてみたいという願望がありましたので、初めてピアノに触ってみました。男でピアノが弾けるってカッコいいですよね。
でも、全く初めてだと、片手でメロディーもうまく弾けませんでした。「やさしい先生のいるピアノ教室に通えばいいかな。」とも思いましたが、仕事が忙しく、練習というプレッシャーがかかるのも嫌でした。
そこで、ピアノ独学をしようと思い立ち、ネットでいろいろな教材や体験談の本を探してみました。

「中高年から始めるらくらくピアノ」

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参考になるものの中から、「中高年から始めるらくらくピアノ」(光畑浩美著)という教則本を見つけました。題名からして私にピッタリだったのでこの教則本を購入することに決めました。
本は、中高年用にタイトルも内容も大きな文字で書かれていました。

①鍵盤にシール張り

購入してまず初めに、本に付属の「らくらくシール」をはがしました。
「らくらくシール」には、右手で弾くドレミアファソラシドと左手のコードを示すCDEFGABの2種類があり、両方を指導書通りにピアノの鍵盤に貼りました。

②指番号を知る!

次に、指に番号があるのを知り(親指が1番~小指は5番です。)
右手で番号を見ながらドレミファソを弾く指の練習をしました。

③教則本の最初の曲はなんとベートーヴェン「喜びの歌」 感激!

教則本の第1曲目は、なんとベートーヴェンの「交響曲第9番合唱」、いわゆる「喜びの歌」でした。
「ミミファソ ソファミレ ドドレミ ミーレレ」というお馴染みのメロディーの楽譜とコードが書かれています。
私は楽譜の音は無視して指番号を見ながら、シールの鍵盤を押さえました。
何度も、右手の指の練習を指示どおりに行いました。
次に、左手のCとGのコードの練習です。CとGのシールを押さえました。

この楽譜はコード奏法で書かれているので、左手の音は長く押さえるだけなので簡単です。
これで、一応準備が整いました。
試しに両手で最初のパッセージを試して弾いてみたら、簡単に両手弾きが完成しました!
初めてのピアノで、ベートーベンですよ。大感激でした!!
「私でもピアノが弾けた。」という喜びは、「喜びの歌」そのものです。
その後、「ジングルベル」や「遠き山に日は落ちて」「大きな古時計」も完成。
いろいろなテクニックを指導書通りに完成させていくと、だんだん難しい曲が弾けるようになりました。もちろん、両手弾きです。シールもこのころには無くても大丈夫になりました。
コードだけの弾き語りもこの本では教えてくれます。
「テネシーワルツ」や「虹の彼方に」のような大人の曲がが弾けるようになったときは本当にうれしかったです。

会社のパーティで「かっこいい!」と言われてとても嬉しかったです。

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会社のパーティーでこの「虹の彼方に」をみんなの前で弾いた時には、皆に「カッコいい」と言われ、とてもいい気分でした。
調子に乗って、「もっと上手になりたい」と思い、現在は、この曲集の「エリーゼのために」を練習中です。
この教則本は、いろいろなシリーズが発売されており、DVDもあるようです。
教則本には、「100年青年を目指しましょう。」というコラムも書かれており、「ボケを防ぐ5か条」が紹介されています。その中に、「いろいろなことに関心をもつ」「細かい手作業」なども書かれており、ピアノが認知症予防にも効果的だなと思いました。

今はバイエルとブルグミュラーにも挑戦しています!

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最近では、クラシック音楽のピアノ教則本の定番、「バイエル」にも挑戦中です。娘が習っていた時のものですが、すぐに挫折してしまったようで新品同様でした。

「子供より上手くなろう。」という気持ちが起こり、「バイエル」に取り掛かりました。

楽譜を読むのは難しいですが、この作業ができないと、今後いろいろなピアノ曲を弾くことが難しいと思われますので、少しずつ練習しています。

最初は簡単ですが、少し進むともう難しくなってきました。子供が挫折したのもよくわかりました。バイエルはあまりにも難しくなったら途中でもやめようと思います。
バイエルと並行して、「ブルグミュラー25の練習曲」を始めました。この曲集はCDで聞きましたが、楽しくていい曲ばかりです。今はまだ、第1曲目の「素直な心」が何とか弾けるレベルですが、「アラベスク」や「貴婦人の乗馬」という曲が好きなので、無鉄砲にも挑戦する予定です。もう少し指が回って速く弾ければカッコいいのですが。
独学で少しづつピアノを弾き始めて2年くらいになりますが、時間が空いている時に、誰にも強制されずできるピアノ独学はいいものです。

下手でも叱られませんし。認知症の予防にもなるということですので、何とか続けていこうと思っています。そして、いつか、ショパンのノクターンが弾けるようになれたら、またどこかのパーティーで弾いてみたいという夢を持っています。そして究極の目標は、自分の娘の結婚式に弾くことです。そんなに遠い話ではないと思うので、これからもピアノ独学を楽しんで夢に向かって頑張りたいと思います。

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